７月２２日から２５日にかけて、どろんこ遊び場の大改修工事を行いました。
工事の内容は、現存の土をすべて搬出して、そこへ砂利と透水シートを敷き、新しいどろんこ用の土を入れるといった内容です。
※写真で地面の断面図の新旧比較を載せています。

この工事の目的は、
・コンクリートの枠を越えて水や土があふれ出し、遊び場の外までべたべたどろどろになってしまうことを改善する。
・透水層をつくることで、水が溜まってしまうことを改善し、ボウフラや害虫が発生するのを防ぐ。
・けやきの木の根が地下から突き出していて、子どもがけがをする恐れがあったので、すべて除去した。
・元々畑だった場所に山の土で作ったどろんこ遊び場を、国の規格に合格し抗菌された天然土と、天然川砂を八幡こども園用に配合したものに入れ替えることで、衛生的にも安全などろんこ遊び場にする。
・土が全体的に柔らかくなったことで、大人の金属製スコップでしか掘れなかった土が、子ども用の安全なプラスチック製スコップでも掘れるようになった。
・１歳２歳の小さな子どもの力でも泥をこねることができるようになったので、よりどろんこ遊びの幅が広がる。
・粘土質の土の上で走り回ることにより、体幹やバランス感覚を養えるようにする。
などなど、さまざまな私の願いで施工計画をしました。

こどもたちも初めは慣れない土質に少し戸惑ったようですが、すぐに慣れてダイナミックに遊んでくれるようになりました。

このどろんこ遊びは、保護者の方のご理解とご協力なくしては絶対できない遊びです。
髪の毛に土や砂がついたり、毎日汚れ物の洗濯をしてくださったり、時には擦り傷や切り傷といったケガも起こります。
そんな中でも、お子様の成長を願い、笑顔でどろんこ遊びに賛同してくださる保護者の方には感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。